一般社団法人 軽金属学会

  • お問い合わせ
  • English

エッセイ

「デカ盛り挑戦から学んだこと」

平成22年9月16日掲載

鈴木 久雄

名古屋大学 大学院
工学研究科
マテリアル理工学専攻
材料工学分野
生体機能材料工学講座
表面工学研究グループ

 

 最近の本研究室のブームはデカ盛り挑戦であり、研究の合間を見つけると学生同士で名古屋のデカ盛り店に足を運んでいます。最近行った洋食店の名物は、5合のお米を使ったオムライス(マグネシウム約350 mg含有、一般男性の1日目安は300 mg)、そして、そのお店を経営している夫婦です。私が行った時はたまたまケンカの最中で、厨房からケンカする声が聞こえてきて多少気まずい感じでしたが、味は最高です(ちなみに、私が注文したチキンステーキ定食はマグネシウム約150 mg含有)。


 では、なぜこのようなブームが到来したのかというと、始まりは今年の3月、まさに就職活動真っ只中に、同じ学年の研究室の心友と、今後の就職活動の祈願、そして1つのこと(ここでは当然、デカ盛りを完食すること)をやり遂げる達成感を得るために始めたのがきっかけでしたが、そのときに得た達成感が皆忘れられず、今もデカ盛り挑戦を続けている次第です。

 軽金属とはまったく関係ありませんでしたが、先の見えないようなデカ盛りに挑戦することが、求める結果を一朝一夕には得られない研究活動にほんの少し似ていると感じたため、このような内容で書かせて頂きました。

 最後に、このようなエッセイを書く機会を与えて頂いた軽金属学会関係者様に心から感謝致します。

 

 
PAGE TOP